近年、外国直接投資(FDI)企業はますます産業分野に投資しています。現在、Dong Naiはベトナムで最大の裾野産業生産を誇る5つの地方の1つです。
Song May工業団地(Trang Bom県)のBoss工業株式会社での輸出用機械・設備の製造
裾野産業FDI企業は、グローバルなサプライチェーンに深く関わってきました。これは、FDI企業が国内外の顧客の要件を満たすために最新のテクノロジーの応用を非常に重視している分野でもあります。
*多くの大企業を引き付ける
2019年から現在に至るまで、Dong Naiの各工業地帯は、裾野産業分野の新しい大規模プロジェクトを受取りました。例えば、Nhon Trach6工業団地での大塚テクノベトナム株式会社(登録資本金は7,200万米ドルで、電子部品を製造する日経企業)、Nhon Trach繊維衣料工業団地でのSebang Battery Vina株式会社(登録投資額が6000万米ドルを超え、電池とバッテリーを製造する韓国企業)、Nhon Trach6工業団地でのDae Young Textileベトナム株式会社(登録投資額は1600万米ドルで、織物を製造する韓国企業)、Ho Nai2工業団地の第2段階エリア(Trang Bom県・Bien Hoa市)でのHansol Electronicsベトナムホーチミン株式会社(総資本が1億米ドルで電子部品を製造する韓国企業)などです。
また、最近2年間で、多くのFDI企業は、工場を建設し、国内市場に供給する投入材料を生産し、輸出するために資本を増やしてきました。例えば、Long Duc工業団地(Long Thanh県)でのSMC Manufacturing Vietnam 株式会社(日系)は、シリンダー、バルブ、バルブアセンブリ、および空気圧機器の部品の製造に7200万米ドルの追加投資を行いました。Amata工業団地(Bien Hoa市)でのSchaefflerベトナム株式会社(ドイツ系)は産業機械、農業機械、ロボット用のベアリング製造の為に5,000万米ドルの投資額を追加しました。Long Thanh工業団地(Long Thanh県)でのBosch Powertrain Solutionsベトナム会社(オランダ系)は資本を約9,400万米ドル増加させ、一部の自動車部品の生産能力を増強しました。Nhon Trach3工業団地でのHung Nghiep Formosa株式会社(台湾系)は輸出および国内消費用の糸を生産するために、資本を約9,300万米ドル増加させました。Long Duc工業団地のSMC Manufacturingベトナム株式会社(日系)は7000万米ドル増加しました。
Schaeffler グループの会長であるGeorg F.W. Schaeffler氏によると、Dong Naiへの非常に効果的な投資期間の後、同グループは資本を増やし、工場を拡大し、国際市場のニーズを満たす最新のベアリングを生産するために、4.0テクノロジーを適用したより多くの自動生産設備を開設することを決定しました。 Schaeffler グループはDong Naiへのさらなる投資拡大を計画しています。
*裾野産業への多くの新しい投資プロジェクト
最近4年間で、Dong Naiの各工業団地に投資するFDI企業の新規投資プロジェクトには、約40%が裾野産業への投資です。そのため、Dong Naiの裾野産業は、Dong Nai省および全国の方針に従って裾野産業の発展及び製品の現地調達率の向上に向けた方向によって発展しています。Dong Naiの裾野産業に多額の投資をしている国や地域は、韓国、日本、台湾、ヨーロッパです。その中で、電子機器、部品、機械、スペアパーツ、繊維、などの製品への投資プロジェクトが多いです。
剤ホーチミン市総領事館Watanabe Nobuhiro氏は、次のように述べています。「最近3年〜4年間に、日系企業はDong Naiで継続的に新しいプロジェクトに投資し、投資規模を拡大してきました。 現在、日系企業はDong Naiに投資している国と地域の中で3番目にランクされており、登録資本金は50億米ドル近くに上がっています。日本企業が多額の投資をしている分野は、国内市場向けおよび輸出向けの機械部品および設備の製造です。近年のDong Naiへの日本の投資資本は、平均で年間2億~2億5000万米ドル増加しています。
Vi Quan
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