2020年4月末時点での全国の海外直接投資(FDI)の支出は、登録資本総額の約58%達成した。 Dong Nai工業団地では、FDI支出は77%近くに達し、全国平均の19%を上回っている。 現在、Dong NaiはFDI支出率は国のトップに入っている
Bien Hoa2工業地帯にある富士通ベトナムコンピュータ株式会社での輸出用の電子部品の生産
現在まで、Dong Naiは1,500件以上のFDIプロジェクト(有効期間中のプロジェクトのみ)が登録され、登録資本金は305億米ドル以上である。特に、工業団地への投資プロジェクトは1,340件であり、登録資本金は約258億米ドルである。 年の初めから現在まで、Covid-19のパンデミックが発生し、ベトナムの経済だけでなく世界にも深刻な影響が与えられているがDong NaiのFDI資本の支出は、2019年同期と比較して大きく上がっている。
企業は安心してDong Naiに投資する。
これまでに、ベトナムは世界の93の国と地域から約31,700件のFDIプロジェクトを引き付け、登録資本金は3,700億米ドル以上である。実行されたFDIプロジェクトは2,156億米ドル以上に達し、総登録資本の58%以上に達成した。
計画投資省によると、ホーチミン市、ハノイ、Binh DDuong、Dong Nai、Ba Ria・Ving Tauは、FDI誘致のトップグループである。 これらはまた、FDI支出が全国平均よりはるかに高い地方である。Dong Naiは、FDI投資をかなり早くから開発し、企業がプロジェクトを迅速に実施するための好ましい環境を作っているお陰様で、Dong Naiの産業発展はベトナムのトップに入っている。各プロジェクトの投資の早期支出はDong Naiの工業生産と輸出からの収益向上に貢献している。現在、Dong Naiは国内最大の輸出高を誇る6省のうちの1つであり、Dong Naiの輸出高の80%がFDI企業の輸出である。2015年から現在まで、Dong Naiの工業生産額は常に全国平均よりも1〜2%/年たかい。
Dong Naiは相変わらずFDIを誘致する大きな魅力のある地方である。しかし、Dong Naiの工業団地が一杯になりつつあり、リース用の残りの土地が非常に限られているため、FDI投資の誘致の課題となっている。
「最近約4〜5年で、Dong Naiへ投資を登録しているFDI企業の資本支出は非常に迅速である。あるプロジェクトは投資登録証明書を取得した後、すぐに建設許可証などの申請を進め、設備、機械を速やかに導入し、承認後1〜2年以内に展開される。
ホーチミン市のシンガポール総領事、Kho Ngee Seng Roy氏は次のように述べた。「シンガポールの企業はDong Naiに70件以上投資し、登録資本金は約33億米ドルである。 Dong Naiでのシンガポール企業のプロジェクトは順調に発展しているため、その他企業もまたDong Naiに投資しようと考えている。Dong Naiへの投資が登録されたシンガポール企業の投資金支出は速いである」。現在、シンガポールは同省に投資している国と地域の中で4位、登録資本がDong NaiにあるASEAN諸国の中で1位にランクされている。
早期から効果が出る
Bien Hoa2工業団地にある富士通ベトナムコンピュータ株式会社は、製品の90%以上が輸出されている
現在まで、Dong Naiでは約1560件のFDIプロジェクトが実施されている。 最近4年間、Dong Naiに投資されたFDIプロジェクトの支出は比較的早い。地方自治体も、FDI企業の投資関係手続きの処理時間を短縮している。そのおかげで、企業は投資登録証明書を取得した後、すぐに資本金を支出し、工場の建設、設備、生産ラインの導入を開始する事ができる。
計画投資局の副局長であるNguyen Huu Nguyen氏は、次のように述べた。「Dong Naiの優先投資分野に投資を登録するFDI企業に対して投資手続きを迅速に処理する。 また、Dong Naiは投資環境を継続的に改善し、企業がプロジェクトを実施するための好ましい環境を作っている。Nguyen氏によると、Dong Naiで運営しているFDI企業は常に政府の協力を得ており、困難や問題は迅速に解決され、多くの企業や工場が非常に効果的に運営している。そのため、Dong Naiに投資する数年後にHyosung、Changshin、Fujitsu、Ajinomoto、Bosch、Kendaなど多くのグループやFDI企業がプロジェクトへの投資資本を2倍~4倍も拡大を登録している。
Dong Nai工業団地管理員会によると、2020年の最初の4か月におけるFDIの支出額は2億3,000万米ドル近く、2019年同期の約190%であり、年間計画の38%以上に達した(年間計画は6億ドル)。2020年4月に稼働開始されるプロジェクトはAmata工業団地(Bien Hoa市)にあるPUレザーを生産するPhu Lamプラスチック工業合資会社、Nhon TrachII工業団地にあるAra Gaya Vina Co.、Ltd、Nhon Trach1工業団地にあるKumkang KindベトナムCo.、Ltdである。
Vi Quan