今年末までにVinh Tan固形廃棄物処理場を稼働させる

Vinh Tan町の家庭および産業廃棄物の処理プロジェクトは、2014年から投資家としてSonadezi環境合資会社に省から委託された。2018年の調整後、プロジェクトの面積が21.7ヘクタールであり、埋め立て地の総容量は120万トンの廃棄物であり、そのうち固形の家庭廃棄物の処理能力が450トン/一日の規模になっている。

2020年8月、投資家は、処理能力450トン/日の家庭廃棄物の肥料へのリサイクル処理場の建設を正式に開始した。この廃棄物処理場の建設起工は、省党委員会の決議に従う固形の家庭廃棄物の埋立処理率を15％以下に削減することに貢献するため、非常に重要である。

資源環境局長のDang Minh Duc氏は、Dong Naiのような人口密度の高い地域では、家庭廃棄物を100％回収し、埋立処理率を15％以下に抑えるのは異常に難しいと判断した。しかし、これまでのすべての省庁と各級単位の努力により、埋立処理率は30％を下回り、人口の多い地域と比較してかなり良い比率になっている。Duc氏によると、Vinh Cuu地区にある処理能力450トン/日の廃棄物の対比へのリサイクル処理場が、投資家の約束に従って今年末までに稼働すると、家庭廃棄物の埋立処理率は地方党委員会の決議に従い約15％以下に抑える事ができる。現在、資源環境局および関連所長は、プロジェクトの進捗状況を監視およびフォローしている。

プロジェクトの投資家であるSonadezi環境合資会社の社長であるTran Anh Dung氏は、これまでに、処理場は建設および設置工事の約3/4を完了したと述べた。その中で、精製と肥料化の工場が完了した。残りの処理工場及び浸出液処理場は、今年中に完成する予定である。設備や機械が10月27日に輸入され、設置されている。また、外国人支援者も入国後のCovid-19検疫の隔離期間が完了した。

11月20日までに試験稼働が実施され、12月初旬に正式に稼働できると予想されている。その際、1日あたり450トンの廃棄物（Bien Hoa市の約400トン、Vinh Cuu県の約100トン）が肥料として処理され、不活性廃棄物の埋立率は15％未満になって来る。

Dung氏によると、将来的には、この処理場は、1日の家庭廃棄物の処理能力を700トンに高めることができる。受入能力の向上は、Quang Trung町（Thong Nhat県）の処理場への負荷を軽減し、要求に応じて省全体の固形の家庭廃棄物の埋立処理率を15％未満に保つ為である。

 

 Vinh Tan産業廃棄物および家庭廃棄物処理場での廃棄物貯蔵倉庫の建設 

Vinh Tan産業廃棄物および家庭廃棄物処理場には、家庭廃棄物処理場に加えて、処理能力100m3／日の地下汚泥の処理システムも投資されている。

Tran Anh Dung氏は、現在、省内には地下汚泥収集サービスを提供する企業や民間企業がかなり多いが、これを処理する企業（処理許可証を持っている企業も含め）はないと述べた。地下下水道からの廃棄物には有害物質が含まれながら疫学的要因があるため、処理プロセスは非常に複雑で費用がかかる。正しいプロセスに従って適切に処理されない場合、この廃棄物は病気を引き起こし、環境汚染のリスクを引き起こす可能性がある。

地下汚泥の処理場は、廃棄物の肥料化処理場と同時に完了し、運用されると予想されている。これは、資源環境省の基準を満たす省の最初の地下汚泥処理場になる。当面、同社は工業地帯の地下汚泥処理から初めて、窒素排出量の削減を取り組んでいく。次の段階は公務所、アパート、病院、家庭及び他の収集業者からの地下汚泥を回収・処理し、未処理汚泥の環境への違法排出を制限していく。

資源環境局によると、Dong Naiは現在、固形の家庭廃棄物を受け入れて処理している5つの処理場があるが、規定された15％未満の埋立処理率を確保できているのは次の2つだけである。まずはSonadeziサービス合資会社が投資したQuangTrung町（Thong Nhat県）にあり、処理能力1.1千トン／日の処理場であり、埋立処理率が14.5％である。次はDa Loc貿易及び建設株式会社が投資したTuc Trung町（Dinh Quan県）にあり、処理能力110トン／日の処理場であり、埋立処理率が10％である。他の処理場は主に従来の埋立処理によって取り扱われ、資源の浪費、収集費用の無駄遣い、多くの環境への影響を引き起こし、省の要件を満たしていない状態になっている。

Phan Anh