クリーン生産のパイオニア企業

月曜日 - 28/09/2020 14:34
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省内の多くの企業は、節約と持続可能性の方向で設備や原材料や労務費の改善積極的に行っている。これは省の政策・方針であり、企業の投入コスト及び生産原価の削減に向けた活動であり、事業の効率化に繋がっていく

 

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 Texhong Textile株式会社(Nhon Trach県)での糸の生産
地元の原材料を利用する
動物飼料業界の大手企業の地位から、2000年代にCargillベトナム会社(Bien Hoa市)は農業産物加工の分野に参入した。当初、同社はアフリカや北米諸国から輸入された原材料(大豆、ココア、コーヒー)を使用していた。その後、同社は地元の農家と協力して、ココアと大豆の栽培プロジェクトを開発してきた。同社は技術サポートし、手頃な価格で苗木、肥料を提供し、農産を購入する。同社によれば、この協力プロジェクトは農家がに利益をもたらし、農業分野の持続可能な発展に貢献するだけでなく、企業は地元で高品質の原材料を購入する事ができ、輸送コスト、購入価格を削減する事もできる。
クリーンな生産戦略、持続可能な開発の観点から、この会社は、グローバルサプライチェーンからの温室効果ガスの排出量を30%削減する目標に目指し、廃棄物の発生量削減、梱包材のリサイクル、灌漑用水の節約、安全かつ効果的な栽培・繁殖方式の構築などを行っている。Cargill会社の持続可能な開発の推進責任者であるRuth Kimmelshue氏は次のように述べていた。「Cargillは持続可能な開発目標の達成に向けて決定的な行動を続けている。例えば、燃料を節約するためにライン設備及び生産技術を更新したり、農産物加工産業からの副産物を動物飼料生産の原料として使用したり、気候への影響を最小限に抑える農業の発展を農家と協力したり、土地を再生し、水資源の使用効果を改善したりしている活動である」
2007年から稼働開始したTexhong Textile株式会社(中国のTexhongグループに所属)は現在、生産および事業戦略が変化している。同社の社長であるChau Ba Cam氏は、同社の主な製品は、繊維および靴産業で使用される柔軟な繊維、竹白熱繊維であると語った。同社の年間平均生産量はあらゆる種類を含めて約45万本のスピンドルで約30万トンに相当し、国の糸生産の40%を占めている。長期開発戦略を実施し、国のパイオニア繊維企業になることを目指し、同社は国内企業と原材料のサプライヤーと提携して現地調達率を高め、 競争力を向上させ、商品の原産地に関する関税優遇の活用を図っている。それに伴い、市場のニーズに応える新製品を開発している。
繊維、衣料品、履物、木材、その他の機械産業の多くの企業も、国内調達の原材料への切替を強化している。これは、農家、中小製品サプライヤーがグローバルチェーンに参加する機会であり、「大手企業」の原材料の供給源の安定化、生産原価削減、競争力向上及び利益改善に役立っている。
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 Changshinベトナム株式会社(Vinh Cuu県)でのスポーツシューズの生産
生産への新しいテクノロジーの導入
クリーン生産の目標に向けて、省人民委員会は、地方自治体、各支部、工業団地管理委員会に計画実施のを振り分け、宣伝、教育、企業の生産ラインへの新技術導入の支援、クリーン生産のインフラ整備などを通じて産業におけるクリーン生産の促進を強化し、省エネ計画を効果的に実施するように要請した。
産業貿易局によると、企業へのクリーン生産や省エネ生産の導入の支援活動はこの数年に実施されており、生産に積極的な結果をもたらしている。例えば、Bien Hoaパッケージング合資会社、Tung Kuang Industry合資会社、 Meiwaベトナム株式会社、7号建設及び内装工事株式会社、Phi Dung株式会社、Dong Nai塗料株式会社、Nam Long株式会社、Technical Glue Chemical株式会社などが代表的である。過去5年間の効果概算では、各企業は年間280万kWh以上の電力、約312トンの油、数百トンのガスと約2.8千トンのCO₂排出量が削減出来ている。
効果的な省エネルギーに関する宣伝に加えて、産業貿易局は企業に、工業生産用の屋上太陽光発電などの再生可能エネルギーを設置して使用し、電力会社に転売することを奨励している。また、繊維および衣料品企業がクリーンな技術、環境にやさしい技術を生産に導入し、廃水処理システムを改造するのを支援し、環境汚染の削減に貢献しる。毎年、産業貿易局はは3社〜5社の企業に生産技術の変更、クリーン生産の促進をサポートする予定である。
産業貿易局は、2030年に向けて2020年までの持続可能な生産と消費チェーンの開発に関する国家行動計画で、製造業(繊維、飲料、鋼、プラスチック、化学薬品、セメント、飲料、紙)の原材料と燃料消費の5〜8%を削減し、5社〜10社の企業が持続可能な生産と消費チェーンを導入し、50%の工業団地が持続可能な生産と消費チェーンについて普及されるという目標を設定している。
Texhong Textile株式会社の社長であるChau Ba Cam氏によると、生産における新技術の適用は、製品の品質を向上させ、労務費や敷地、工場のコストを最小限に抑えるだけでなく、適切な管理仕組みの構築にも役立っている。特に排ガス、廃水及び固形廃棄物の大量削減により、
環境の観点から繊維および染色業界の弱点を解決する事ができる。さらに、新技術は生産時間の大幅短縮にも役立ち、それにより市場のトレンドに追いつき、製品の競争力を高める事ができる。したがって、企業は技術の生産への適用を促進し続けている。
機械を更新し、エネルギーを節約し、地元の材料を使用してコストを削減するのは避けられないトレンドであり、どこの企業も実施したい。ただし、これは時間、資金、人的資源、クリーン生産のためのインフラスなど、多くの要因に依存している。そのため、多くの企業はクリーン生産の標準が明確化され、技術的および法的インフラが整備され、クリーン生産への投資環境の潤滑化を期待している。
Dong Nai工業団地管理委員会の副委員長であるLe Van Danh氏は、2006年以降、省人民委員会は、Dong Naiへの投資プロジェクトが必ず近代的かつ環境にやさしい技術を持つ必要があると方針を決めて規則を発表したと述べた。汚染リスクの高いプロジェクトは拒否される。現在、省は水と空気への影響を制限するために生産ラインと技術の更新を長期稼働企業に呼びかけている。さらに、国内企業と連携して原材料を購入し、裾野産業を発展させることも奨励している。先進技術を持ち、環境規制の順守がいい企業を引き付けることを優先している。
                                                                                            Phan Anh

 

 

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