伝染病の流行中にも、人員削減無し

水曜日 - 26/08/2020 15:33
  • フォントサイズ 
  •  
  •  
  •  
伝染病が企業の生産・販売活動及び労働者の雇用と収入に強い影響を与える状況において、最近、多くの労働組合が雇用主と積極的に調整し、企業の人員削減を避けるための様々な施策を講じている。

 

18.08.2020-1.jpg
 

 

Pouchen会社の労働組合役員は、企業の組合事務所で政策体制について労働者に説明している
 
16,000人の労働者を雇用しているPouchenベトナム株式会社(Bien Hoa市、Hoa An区)の組合長であるNguyen Tan Phap氏によると、当社は主にヨーロッパやアメリカ市場向けのハイエンド品のみを生産している。しかし、欧米では流行状況が非常に複雑なため、受注に苦労している。2020年の第3四半期から、注文は劇的に減少し、労働者は多数のローテーション休暇を取る必要がある。 特に6月下旬から現在までの受注は以前の45〜48%程度しかない。
労働者が一時の長期休暇を取っている間にもされても、会社は地域の最低賃金額を労働法の通りに支給している。しかし、労働者は週に何日も休みをとる必要があり、注文が「ゼロ」の生産ラインがあって丸1か月休まないといけない労働者もいるため、以前に比べて収入が大幅に減少する。10月までに注文がない場合、Pouchenグループは事業を維持するために、会社の労働者の30〜40%を削減し、生産を絞り込んでコストを削減する必要だと予測されている。
この状況を心配し、自分たちの責任を認識している当社労働組合の全員が集まり、会社のコスト負荷を軽減し、労働者の雇用を守るために会議を開き、対策を相談した。その結果、会社は労働者の基本給与を賃金テーブルの16目ランクに調整する事を合意が得られた。
具体的には、Phap氏によると、会社は現在最高の給与ランクが26である。労働者が16ランクで同意すれば、会社はその給与に合せ簡単な作業でできる注文を見つけることができ、最近のハイエンド品の注文の45〜48%減少により仕事が無くなった労働者に対して多くの雇用を創出する事ができる。
Phap氏がさらに次のように述べた。労働組合の提案によると、会社の基本給与ランクを16で設定するが、16を超えるランクの労働者に対しては、給与を引き下げるのではなく、以前のランクを継続する。これは労働者の給与を引き下げるのではなく、「基本給与ランクを固定させる」という方針であることをPhap氏が強調した。政府の毎年の最低賃金の調整に従い、会社がを給与を引き上げて調整する。さらに、現在までの通りに長期勤務ボーナスを支給し続ける。以前のすべての労働者向けの福利厚生は同じままであると述べた。
Phap氏によれば、上記の解決策とともに、労働組合と労働者は会社が今後とも人員を削減しないことを保証する必要があると提案した。現在、労働組合は労働者から意見を収集している。 このソリューションに同意する労働者の数はほぼ100%である。労働者は、会社が人員を削減することを望んでいないと同時に、会社が困難を克服し、生産を安定させ、労働者により多くの福利厚生をもたらすことを期待している。
Pouchenベトナム株式会社の副社長であるThai Minh Chi氏は、次のように述べていた。「複雑な伝染病の状況により、当社は依然として多くの困難に直面すると予測されている。会社はこの期間を克服するために労働者の協力が受けられることを期待している。生産が安定し、回復するときは、労働者の福祉のより良い方針と体制を構築し、改善するはずだ」とPouchenベトナム株式会社の副社長は発表した。

                                                                                              Trang Thu

新しいニュース

古いニュース

Zalo
アクセス数

今日

48,380

総アクセス数

578,428,215
サイトを利用していません, クリックしてログイン状態を維持. タイムアウト: 60