日本の投資家を惹きつける

 *Dong Naiへの投資金額は47億ドル以上
現在、日本企業は約260のプロジェクトに投資し、登録資本金は47億米ドル以上である。日経企業は主に裾野産業に投資し、ベトナムをはじめ、Dong Nai優先分野に該当している。裾野産業を優先する目的は、ベトナムの現地調達率を高め、商品の原産地の要件を満たすことである。これにより、自由貿易協定に署名したベトナムが諸国に輸出するときに、優遇税制を受ける事ができる。裾野産業分野の日経企業は、Dong Naiとベトナムで運営している日系大企業に部品を提供するために、Dong Naiでの工場を投資する。
これまで、Sojitz、Fujitsu、Shiseido、Forval、Mitsubishi、Ajinomotoなど多くの日経大企業がDong Nai投資してきた。
Dong Nai人民委員会Cao Tien Dung委員長は、日経企業が早くからDong Naiに投資して来たと評価した。多くの企業は25年間～30年間前にベトナムに投資し、ほとんどが成功している。 特に、日経企業とDong Nai企業の間に友好関係がある。 約4〜5年前に、Dong Naiに進出した日系企業が急速に増加し、ほとんどはDong Naiの投資優先分野への投資物件であった。 日経企業は、環境保護に関する規制を順守し、従業員に対する非常に友好的な制度がある。
Nakatec株式会社の取締役会長であり、福井（日本）商工会議所の代表であるHiroyuki Nakayama氏が投資環境調査のためDong Naiに来た時は、次のように発表した。「Dong Naiは投資家にとって必要な条件が揃えるため、今後もDong Naiに投資する日経企業が多くなると思う。具体的には、Dong Naiは南部の主要経済地域の物流センターであり、産業が発展され、材料供給減が豊かで消費市場が開拓しやすい」。
産業以外、日経投資家はサービス、農業、インフラ整備などにも投資することが期待されている。
* 2番目の大きい輸出市場
Dong Naiは、ベトナムと日本の経済連携協定（VJEPA）と環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定（CPTPP）のメリットとして日本との日本との貿易を拡大することができた。 現在、日本は米国に次ぐDong Naiの二番目の大きな輸出市場となっている。
Dong Nai統計局によると、Dong Naiの日本への輸出高は、今年の最初の4か月で約7億ドルと推定され、輸入額は約4億3000万ドルと推定されている。日本はDong Naiの主要な輸出入市場である。 Dong Naiは、2020年の最初の4か月で、日本市場への2億7,000万ドル近くの貿易黒字を記録した。Dong Naiと日本の間の貿易は、年間10％以上増加している。
Dong Naiは主に機械、設備、工具、スペアパーツ、繊維、履物、コンピュータ、電子製品・部品、木製品を日本に輸出している。そして主に工業生産用の原材料を輸入している。
ホーチミン市日本商工会議所長のOkada Hideyuki氏は次のように述べた。「日本とDong Naiの間の貿易は長年にわたって継続的に増加している。 Dong Naiは日本の重要な貿易相手となっている。 今後数年間、より多くの日経企業がDong Naiに投資するようになると、輸出入はさらに増加するだろう」。
Dong Naiと日本の間の輸出入が急速に増加した理由は、Dong Naiの企業がVJEPAとCPTPPの2つの貿易協定により多くの製品は税率が0％に下がるメリットを生かす事ができた。
Nhon Trach 3工業団地フェーズ2（Nhon Trach県）にあるベトナムKaneko株式会社の社長であるYoshida Mizuho氏は、次のように述べた。「同社は、税制上の優遇措置を受けるために、日本市場向け及びアジア各国市場向けの機械用の部品を製造する工場をDong Naiで設立した」。これは100％日経企業である。
                                                                                                Vi Quân

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