職業訓練を受けた高品質な人材の海外派遣

木曜日 - 21/04/2022 14:52
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近年、ベトナム人労働者の海外への派遣は、量が増えるだけでなく、質も向上しています。その中で、多くの若者は、海外で働く前に、職業訓練を受け、スキルと知識の面で十分に準備しています。この状況を受け、国内の専門学校、企業、人材派遣会社はこの市場に積極的に参加しています。

韓国、日本、ドイツ、ASEANなどの多くの国の労働市場がベトナム人労働者の採用を必要としている今後数年間に派遣労働者向けの職業訓練への需要は高まり続けると思われています。

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Pham Duc Tien氏(右側)は日本実習性向けの面接を受けています。

 

* ベトナム人労働者の日本への実習労働の機会が増えている

現在、日本は依然としてベトナム人労働者をたくさん募集しようとしています。日本企業で人材の需要が高い業務は介護、建設、自動車技術、電気機械工学、食品、レストラン、ホテルです。

日本企業は、未熟労働者ではなく、中学校、短期大学、大学を卒業した労働者を募集しています。そのため、専門学校の多くの学生は職業を学びながら日本語と日本文化も勉強して、日本への実習労働を目指しています。これらの労働者は、日本のパートナーから高く評価されています。

 

Pham Duc Tien氏は、ベトナム・韓国短期大学(Binh Duong省)の情報技術の学生です。サンライズ・デスティネーション会社(Bien Hoa市)の実習生向けの日本語クラスが開かれた時にTien氏はすぐに参加しました。Tien氏は短期大学に入学した当初から、日本への実習労働を目指していました。

面接を受けた後、彼は3年の契約の実習生として採用されています。Tien氏は今年7月の来日に向けて手続きを準備しています。会社の情報によると、Tien氏のような労働者の月収は通常3,000万〜4,000万ドンであり、各種費用を除いた後の月額は約2,000万ドン以上になります。

実習労働に行く専門学校の学生が受けられるメリットは安い手数料、安心感、雇用の確保、雇用契約の更新の高いチャンスなどです。

短期大学を卒業し、日本語能力N3以上を持っている場合は、技術者としての面接を受ける機会があります。技術者として採用された場合の月収は5000万ドン(残業手当を含まず)以上になります。

サンライズ・デスティネーション会社の副社長であるTruong Anh Minh氏は、次のように述べました。「現在、日本企業は技術者の募集が増え、特に建設技術及び自動車技術の分野における需要が高くなっています。短期大学を卒業し(卒業証明書及び成績証明書を持っている)、日本語能力N4以上を持っている者は技術者として収入の高い仕事を見つけるチャンスがあります。


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ドイツ基準に準拠した金属切削の職業訓練

 

*新しい目的地であるドイツ労働市場

Lilama 2国際技術短期大学(Long Thanh県)は、ドイツ基準に従った金属切削の職業訓練を開始しました。この職業訓練コースは、職業訓練の促進と開発志向の労働力移動(PAM)プログラムのパートナーシップメカニズムの枠組みの下で行われています。専門的な知識とスキルに加えて、学生はドイツ語とドイツ文化の教育も受けています。

卒業後、25人の学生がドイツに派遣されます。特に学費は全額免除され、さらに、男性は月額39ユーロ、女性は月額79ユーロの奨学金が支給されています。この最初の実習生チームがドイツに派遣された後、双方は共同でプログラムの効果を再評価し、次の方向を検討していく様です。

本コースの学生であるNguyen Thi Thu Hien氏は次のように述べました。「最初は、機械工学が女性にとって難しいと思って心配しましたが、よく調べてみると女性もできると分かりました。ほとんどは近代的な機械での作業なので思ったほど難しくはありません。今回の研修を受け、良い仕事を見つけたいと思います。ドイツに行けるように頑張っていきます。」

同様にLe Huy Thanh Dat氏は次のように語りました。「短期大学を卒業した後も大学に進学する事ができます。PAMプログラムは非常に役立ち、学費が掛からないし、ドイツに実習労働に行く機会があるので選びました。私はドイツに派遣されるトップ25と優秀なトップ10に入りたいです。これはかなり競争の激しい環境なので、確かに難しくて本当に頑張らないといけないと思います」。

Lilama 2国際技術短期大学のLe Quang Trung副校長によると、これがPAMプログラムの最初の職業訓練コースです。ドイツへ派遣される学生は、再訓練なしで職業訓練を受けたドイツ人労働者として企業によって認められます。2年後の評価により雇用契約を更新しドイツに定住する機会があります。また、ベトナムに帰国した後も優れた国際基準の人材として国内労働市場に参加する事ができるとTrung氏が言いました。

Trung氏によると、現在ベトナムでのPAMプログラムは、最初の50人の学生に対して試験的に実施されています。今回の試験実施後に、双方は次の方向を検討するに有効を再評価して行きます。

                                                           Hoang Giang

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