
人々はこのサービスを選択していない
7月1日から、道路交通違反に対する罰金のオンライン納入が全国に拡大された。以前は、2020年3月中旬に、交通警察局(公安省)が、ハノイ、ホーチミン市、Hai Phong、Da Nang、Binh Thuanの5つの地域で、国家公共サービスポータルで交通違反に対する罰金のオンライン納入機能を試験した。ただし、これまでのところ、ほとんどの違反者はこのオンライン納入方法に興味を持っていない。
Nguyen Quang Dat氏(Bien Hoa市のTam Hoa町在住)は、制裁決定を受けてから7日後、違反者は国家ポータルサイトにアクセスして制裁決定の番号を入力してオンライン納入作業を実行し、領収書を取得する。機能部隊はその領収書に基づき、一時没収した免許や書類を違反者に郵便で返却する流れになっている。
Dat氏は、最近、車線違反により交通警察の制裁決定を受け、オンライン納入の記録に署名した。その後、Dat氏は、罰金納入サービスセンター(銀行と連携したアプリケーション)にオンラインで罰金を支払った。
「しかし、没収された免許と書類を返してもらうために領収書を機能部隊に提示したら、認められなかった。その理由は、そのアプリケーションが規則に適切かどうかを確認できない事である。そのため、従来と同じように罰金を払う事にした」とDat氏は語った。
一方、Ha Van Tuan氏(Trang Bom県Ho Nai3町在住)は、ホーチミン市の路上を運転中に赤信号通過の違反をして、オンラインでの罰金納入が案内されたが、電子支払いのやり方がわからなかったため、従来の罰金納入方法を選んでいた。
「交通違反者が銀行口座を持っていない場合、このサービスを利用することはできない。 そのため、納入サービスセンターに罰金を払っても、領収書が取得できない。 また、間違いがないかを違反時のカメラ記録も確認したいため、当局に直接行って画像を確認してから罰金を納入する事にした」とTuan氏が言った。
人々に便利な環境を作る
交通警察の集計によると、毎年、全国の機能部隊が約500万件の交通違反を制裁している。人々が電話番号や電子メールを提供し、オンラインの罰金納入を効果的に実施できる場合、制裁処分上の時間短縮とコスト削減効果がある。
交通警察局の案内によると、罰金のオンライン納入作業は3分しかかからず、以前よりもはるかに短くなっている。オンラインでの罰金納入で、違反者は国庫に罰金を収めに行って警察署に免許や書類を受けに行く必要がなくなり、お金と時間を節約できる。交通違反者は、罰金を納入するために国家ポータルサイト(dichvucong.gov.vn)にアクセスして納入を登録する。
国家ポータルサイトにアクセスした後、交通違反制裁決定の検索・罰金納入のタブで制裁決定書の番号、違反日付、氏名、罰金金額などの必須の登録情報を入力しする。その次に、銀行や納入サービスセンターの経由で納入し、領収書を取得する。罰金の領収書に基づき交通警察は、没収した書類を違反者に返却する。
しかし、これまで、国家公共サービスポータルでの交通違反に対する罰金のオンライン納入を5か月以上実施した後、ほとんどの交通違反者はこの納入方法を選択しない。その理由は、この納入方法がまだ新しくて多くの複雑な手続きがかかる事である。
この問題に関して、省警察の交通事故及び交通違反の宣伝・調査・処分の担当チームのLe Thanh Tai大尉は、車両登録時の電話番号の登録が義務付けられていないため、違反のメールによる通知がまだできていない。多くのドライバーは、制裁決定の発行日付が把握できないため、納入登録作業ができない。
Tai大尉によると、現在、同部は国家ポータルサイトへのアクセス、ユーザーの登録、オンライン納入の登録作業などについて人々に広め、案内する活動を強化している。同時に、人々の移動時間と費用を節約し、スムーズに罰金を納入できるように、交通警察は国庫と連携し警察署で罰金を受取るようにしている。
Le Binh
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